投資信託の種類

投資信託の種類

インデックスタイプ
さて、まずはパッシブタイプの投資信託についてみていきましょう。
ここではインデックスタイプとして紹介します。
インデックスタイプの投資信託は例えばTOPIXに連動するような投資信託です。
日経平均株価やTOPIXはニュースなどで報じられることも多いですから、資産の状況を比較的把握しやすいというメリットがあります。
また、市場全体が盛り上がりを見せている時には自分の保有している投資信託も上昇していると考えられるために、相場がいいのに自分だけ儲かっていないといったジレンマは経験しにくいと考えられるでしょう。
また、指数は国内だけに限りません。
海外の指数と同様の動きとなるような投資信託も数多くあります。
世界経済が好調に向かうと考えれば、様々な国の株式指数と連動するタイプの投資信託をいくつか購入しておけば上昇の恩恵を受け取れるかもしれません。
インデックスタイプはコストが安いものが多く、ノーロードファンドと呼ばれる販売手数料がかからない投資信託もあります。一つのインデックスタイプの投資信託だけでなく、複数のインデックスタイプの投資信託に分散投資していくという戦略も人気があります。

国内株式タイプ
複数の国内株式に分散して投資する日本国内の株の投資信託があります。
比較的小さな企業に絞って投資する小型株中心の投資信託もあれば、クリーンエネルギー関連の株式に投資する投資信託などもあります。
配当に力を入れている企業を中心に投資する高配当株の投資信託も人気があります。
これらはアクティブタイプの投資信託となっていますので、コストや過去の値動きなどをよく調べてから投資するようにしましょう。
パンフレットを見ると魅力的に書かれているケースが多いものですが、株式ですから値動きは比較的高くなると考える必要があります。
プロが分散投資してくれるとは言っても、やはり株式同等の値動きがあるものと考えた方が良いかもしれません。

国内債券タイプ
国内の債券に投資するタイプの投資信託、それも円建てであれば値動きは比較的安定しているものが多いと考えられます。
そもそも債券は発行体がつぶれてしまわなければ元本が守られるという原則に基づいています。
(倒産した際の返済の優先順位が後回しにされることによって利回りが少し高い債券などもあります。)
国債で考えれば発行体である国がつぶれずに無事償還を迎えられれば元本が欠損しないことになります。
国債は有名ですが、実は地方公共団体や電力会社などの様々な企業が債券を発行しております。
当然リスクが高いと考えられる発行体であれば利率は高くなり、安全性が高い発行体であれば利率は低くなります。
国内債券タイプの投資信託はそこまで大きな利益を狙うものではありません。
国内債券に投資する投資信託は買い付けのコスト、運用期間を考慮して長期的に置いておく予定の資金で取り組むとよいでしょう。

海外株式タイプ
海外株式に投資するものにはインデックスのようにパッシブタイプのものもあればアクティブタイプのものもあります。
新興国など、なかなか投資しずらい国に投資できるものがあったり、世界中の高配当株に投資するような投資信託もあります。
ただ、海外の株式は値動きが荒くなりがちになります。
投資する際には株価の変動リスクに加えて為替変動のリスクがあることも考慮する必要があります。
株価が下落してさらに為替が円高に進むと大きな損失につながる可能性もありますし、逆に株価、為替のダブルでの利益の可能性もあります。
海外株式は大きな値上がりをすることもあるので魅力的ですが、資産配分として考えるとあまりに海外株式の投資信託に多く配分することはおすすめできません。

海外債券タイプ
海外債券タイプは最近人気がある投資信託です。
特に毎月分配金を出す投資信託も多くあり、人気を集めているようです。
海外の債券は日本の債券より利回りが高いものが多くあるのですが、リスクについては考慮する必要があります。
例えば格付けが低いものは債券でも値動きが激しいものもあります。
ただ、値動きが大きいのであれば上昇の余地がある株式に分があると考えられるので、ここは好みが分かれるところかもしれません。
債券は満期で額面償還のために株式に比べると金額が大きく値上がりすることは難しいと考えられ、海外債券で大きな値上がりがあるとすれば為替が円安に進むことによるものとなりがちだからです。
また、海外債券と言ってもその債券の種類によってリスク、リターンが異なります。
ここでは大きく3種類
・ソブリン債
・エマージング債
・ハイイールド債
の海外債券を勉強しておきましょう。

≪ソブリン債≫
ソブリン債は各国の政府や政府機関などが発行していたり保証している債券です。
政府や政府機関が保証してるために、比較的安全性が高いと考えられます。
ソブリン債と一口に言っても各国の政府、政府機関の信用力には差がありますので、注意する必要はあります。

≪エマージング債≫
エマージング債は海外債券の中でも特に新興国の政府や政府機関が発行する債券です。
新興国ということもあり、ソブリン債よりも利回りは高めになりますがその分、リスクも高く値動きは多少大きくなる傾向にあります。
日本にいる限り、国債や政府保証債と聞くとかなり安全性が高いイメージを持つとは思いますが、新興国は急激なインフレや為替変動、財政危機や政権交代など日本では考えずらい自体が発生します。
先進国の国債や政府保証債に比べてリスクは高めであることは覚えておきましょう。

≪ハイイールド債≫
高い利回りで人気を集めているのがハイイールド債です。
リターンが高くて魅力的ではありますが「投機的格付債」と位置付けられていることは忘れてはいけません。
投資信託なので、たくさんのハイイールド債に分散投資されているため、一つの債券がダメになったからと言って大きくマイナスとなることは少ないかもしれませんが、それでも景気が悪化したり、一つの企業のデフォルトで連鎖して債券が売られることもあり得ます。
「債券」という名前は付いていますが、リスクは高く、値動きの大きなプロ向きの債券ということは覚えておきましょう。

REIT
投資信託によって不動産投資を実現できるのがREIT(リート)です。
不動産投資信託とも言い、ショッピングモールなどの商業施設やオフィスビル、マンションなどに投資していて不動産そのものの売買益や賃貸収入が投資家に分配されることになります
国内の不動産に投資する国内REITもあれば、海外不動産に主に投資ているものもあります。
不動産価格の上昇、下落が投資信託の基準価格に影響を及ぼしますが、賃貸収入により安定した配当を出しているREITもあります。
不動産の売買益や家賃収入を原資として毎月分配金を出すタイプの投資信託も人気がありますが、分配金がしっかりと運用の成果として出ているものかについては良く調べる必要があります。
というのも、せっかく分配金をもらえることを想定して買い付けても分配金が引き下げられたり、分配金をもらっているものの基準価格が下落傾向を続けている投資信託もあるためです。

分散タイプ
投資信託に投資する場合は基本的にはあなたのリスク許容度や投資意向に合わせて投資信託を組み合わせて投資することを基本としますが、一つの投資信託で債券や株式に分散して投資するタイプの投資信託もあります。
自身で割り振りを考えなくても勝手にやってくれるという形ですね。
自分の理想に合う分散タイプの投資信託を見つけたらそれも一手かもしれません。
また、最近では各証券会社がファンドラップと呼ばれる商品にも力を入れております。
ファンドラップとは、投資意向をあらかじめ念入りにヒアリングし、その投資意向に合わせて投資信託を運用してもらうというサービスです。
分散してくれるタイプの投資信託やファンドラップはとても便利なサービスですが自身で割り振りを選べないという点は考慮する必要があります。
また、信託報酬などのコストも調べてから投資するようにしましょう。

公社債投資信託
公社債投資信託とは債券を中心としている投資信託であり、MRFや中期国債ファンドなどがこの種類になります。
証券会社に資産を預け入れておくと現金をMRFで置いておくケースが多いので、安全性は高いと考えてよいですが、預金同様に利息はほとんどつかないと考えるべきです。

上場投資信託(ETF)
上場している投資信託もあります。
ETFと呼ばれるのですが、上場しているために株式と同様に扱うことができるのが特徴です。
販売手数料も株式と同等と考えれば安いと考えられますし、信託報酬も比較的抑えられれているものが多いです。
投資信託は基本的には1日に1回の基準価格の更新ですが、ETFであれば指値注文などの注文も対応できるのでメリットは多いと考えられます。

色々な投資信託を見ていこう
このコラムでは様々な投資信託の種類を紹介しました。
どれが優れているということはないので、あなたの投資意向に合わせて組み合わせることをおすすめします。
リスクを積極的に取って増やしていくのであれば海外の株式投信の配分を増やしたり、逆に安全性を高めたければ国内債券の投信の割合を増やすといった工夫が大切なのです。
また、色々な投資信託を見ることはとても楽しく勉強にもなります。
インターネットでは様々な投資信託が紹介されており、人気や利回りのランキングなども掲載されております。
最終的な判断をする前に、数多くの投資信託を見て、見る目を養っていくようにしましょう。

好評!お金の勉強メールマガジン

今、メールマガジン登録でEブック【私はこうして1000万円貯めました】をプレゼントしております。

実際に1000万円を貯めた体験談、秘訣やテクニックなどを紹介しております。
あなたのお金の勉強に取り組むモチベーションアップのためにお役立てください。

早く始めたほうが有利と言われるお金の勉強、このメールマガジンで始めませんか。
 

 
 PCメールアドレスを入力し、登録ボタンを押してください。


※配信解除はメール内記載のリンクをクリックするだけで、いつでも簡単にできます。

SNSでもご購読できます。